September 17, 2021

デジタル・アイデンティティを保護・分離する「マルチSDI」

5 MIN READ – TEAM XSL LABS

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「マルチSDI

 XSL Labsは、個人データをより適切に管理し、インターネットでのIDの盗難を防ぐことを目的として、分散型デジタル・アイデンティティ(Secure Digital Identity)を開発しています。

 SDIは実際のIDカードとして提示され、多くのオンラインサービスで使用することができます。SDIを使用することで、SNS上でのアカウントやプロフィールの信頼性が保証できます。さらにビデオゲームの分野(1)でも、安全な認証、パフォーマンスの記録、対戦結果、不正行為者の隔離など、プレイヤーにたくさんのメリットがあります。

たえずデジタル化が進む近年、SDIを使用することで、採用担当者が応募者の経歴を確認したり、企業が顧客アプローチの中で信頼性を保証できたりするなど、ビジネスの効率化が可能になります。

 SDIおよび検証可能なリファレンス(2)の使用時は、使用されるブロックチェーンの種類にかかわらず、暗号化されないIDデータが「ブロックチェーン」に保存・送信されることはありません。スマート・コントラクトを通して、タイムスタンプの信頼性を高めるため、ユーザーの暗号化された公開鍵と指紋を含んだSDIドキュメントが記録されます。個人情報は、ユーザーのウォレットアプリ上でのみ使用されます。

 たしかに、ウォレットのユーザーはさまざまなサービスの要求に合わせて、厳密に必要な情報だけを適宜共有できます(その際の同意は全て記録されます)。しかし、分離されたさまざまなリファレンスにSDI識別子の共通情報があることで、たとえ重要な情報でなくても、クロスチェックを行うことでユーザーに対処しなければならないリスクが生まれることがあります。

 このクロスチェックのリスクは、インターネット上だと民間企業や行政機関、個人調査員の範囲で存在します。特に個人ができる対策として、プライベートと仕事用のIDを完全に分けること、他と完全に関係のない別の仮名を1つ以上使用することなどが奨められています。

 1990年代にオンライン・レピュテーションの考えが生まれましたが、今ではもはやそれが商業の領域に留まらないことを理解しなければなりません。現在私たちがインターネット上に公表しているデータは、ネットワークの他のユーザーも使うことが出来ます。たとえば、企業が採用候補者のSNSを詳しく細かに調べ、その情報を採用への参考に使うといったことが近年広く行われています。

 XSL Labsは、ONE ウォレットアプリを通してさまざまなSDI識別子を管理できるウォレットを提供することで、これらのクロスチェックのリスクを抑えます。そして、ユーザーは必要と個人データ保護の強度に応じて、デジタルIDを分けることができます。すべてのSDI間の繋がりはONEのウォレット上で自動的に管理されるので、ユーザー側でのみ管理することができます。

 私たちは、近い将来に個人のデータやインターネット上でのアイデンティティの保護、プライバシーの保護に関する主権を強めることを目的としたエコシステムを開発しています。上にあげたようなユーザーが得ることのできる可能性は、弊社のエコシステムを論理的に補完するものです。私たちが確立する信頼のインターネットでは、あなたのデータはあなたのものであり、あなたのアイデンティティは守られています。

 

(1) このテーマについて、私達の記事( https://www.xsl-labs.org/blog/did-gaming-fr /) と 動画 ( https://www.youtube.com/watch?v=4G1yL-BlV_s) がご覧いただけます。

(2) 検証可能なリファレンスについて詳しくはこちら:  https://www.xsl-labs.org/blog/%e6%a4%9c%e8%a8%bc%e5%8f%af%e8%83%bd%e3%81%aa%e3%82%af%e3%83%ac%e3%83%87%e3%83%b3%e3%82%b7%e3%83%a3%e3%83%ab/

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